一忍以って百勇を支うべく 一静以って百動を制すべし。

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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2010年03月22日

追突されました。

3月は結婚式シーズン序盤のはずなのに、披露宴の撮影は今月たったの2件。。。
12月後半から長いシーズンオフに耐えてきましたが、退勤報告忘れただけで減給されるし、なんかこのバイトも考えものだなぁと思ったり。




そんな事情で入れざるを得なかった単発のお仕事と言えば、今の時期ピークの某肉体労働。
この年齢、消化器を患いしかも花粉症持ちの自分にはかなりハード。
でも背に腹は代えられないと、軽トラの助手席に乗っていたわけです。



かなり大きいT字路を直進しようとしたところ、横から追突されました。
当てられた瞬間「ゴリゴリ!」という嫌な音がしました。
実際に聞くと腹に来るというか、本当に嫌な音です。



相手は買って3〜4日というハイブリットの新車。
乗っていたのは老夫婦。



運転していた旦那さんは完全に逆ギレ。
「私ゃ矢印が変わったから動いたんだ!あんたらが赤信号で通ったからぶつかったんだ!」との主張。



いいえ、間違いなく青信号でした。
我々の左側の車線はこの衝突の後でも何台か直進で通過しています。
信号の順番としては
1.直進 → 2.右折 → 3.歩行者



という順番です。




ちなみにこのT字路はとても見通しがよく、滅多なことで事故が起こる場所ではありません。


ところがこの乗用車は上の図のように、中央で止まっていたんですね。

旦那さんは「私らずっと信号に待たされていたんだから、間違いなく(右折の)矢印が変わるのを見てから発進したんだ!」と言っていました。
おそらく前の信号待ちで右折し切る前に信号が変わってしまい、中央で待たされていたために大変イライラしていたのでしょう。
そして信号だけに全神経を集中し、通過する我々のトラックが目に入らなかった。。。


大体こんなところだと思います。
新車をかなり破損してしまって気の毒ですが、99%彼らの前方不注意です。




しかし通りかかった人の目からは、老夫婦VS若い3人の業者、新車VS軽トラックという対比、第一印象としてこちらが加害者のように見えたようです。
警察が到着して、ドライバーさんと旦那さんとで現場検証が始まったため、僕らは(免許証と現住所・携帯番号を控えられた上で)助手席に戻りましたが、通行人の視線はかなり痛かったです。
もう一人のバイトさんとこの状況に苦笑しながら世間話をするしかありませんでした。



すると助手席から奥さんが出てきました。
最初は元気そうでホッとしたんです。怪我でもしていたらタダじゃ済みませんから。
しかしこの奥さんがタチが悪かった。
「どういう状況なんですか?(中略)まったくそんな大きい車で・・・」
この際、車の大きさは全然関係ないと思うのですが。
助手席の僕らに数分間ブツブツ嫌みを言って現場へと去って行きました。
ご夫婦そろって逆ギレされていた様子です。



いくらでも反論はできましたが、できるだけ目を合わさず誠実そうに対応して、ひたすら第三者(警察と保険屋)に交渉は任せることにしました。
本人に直接言うと激昂されそうですからね。
特にお年寄りは年下の人間に反論されるだけで「口答えしやがって!」と、話の内容に関係なく、条件反射的に切れる人が多いですから・・・
議論にならないような人に無駄な時間を使うのはナンセンスです。
ま、年寄りだけじゃありませんけどね。



結局はこちらの会社の責任者が来て、ドライバーさんが「謝った」形でその場を収拾。
こういうときに会社というのはイメージもあるし、立場が弱いものだなと感じました。
その後、繁忙期だというのに何時間も事後処理に追われていたようです。
親切な方だったので、気の毒でなりませんでした。



自分もいつ運転中にぶつけるか、ぶつけられるかわかりません。
自戒のために記録として留めておきたいと思います。
みなさんもお気をつけ下さい。



  


Posted by だな・ぶらっく at 21:58Comments(1)雑感

2010年03月10日

人を判断する材料

ある俳優さんが、ホームから転落した男性を救助して、感謝状が贈られたそうです。

http://www.sanspo.com/geino/news/100306/gnj1003060508018-n1.htm
http://www.daily.co.jp/newsflash/2010/03/10/0002772167.shtml



しかしこの俳優さん、撮影中に5人に重軽傷を負わせる事故を起こし、業務上過失致傷で書類送検された方だそうです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%A0%E7%94%B0%E5%8A%AA
http://sofiacami.blog119.fc2.com/blog-entry-487.html
↑かなりひどい事故だったようです。



今回の救助の一件で、過去の事故の一件が帳消しと考えるのはあまりに短絡的でしょう。
罪は罪として消える事はありません。

しかし過去の事故によって、今回の救助に醒めた目を向けるのもまたナンセンスです。
善行は善行として賞賛されるべきです。



叩いて埃の出ない人間はいません。
その俳優さんに限らず、行いひとつでその人すべてを判断する事はできないと思います。

賞賛は謙虚に受け止め、罪はしっかりと償い、すべて自分のものとして誠実に向き合い生きているかどうか。
そういう人間性を見て初めて、その人すべてを判断し得るのではないでしょうか。




自分も行いひとつで全人格にレッテルを貼られたくはありません。
しかしニュースなどを読むたびに、他人に対してレッテルをたくさん貼ってきました。
インターネットを使うようになってから、その傾向は強まったように感じます。


流されやすい自分へ向けた戒めとして、書き残しておきます。  


Posted by だな・ぶらっく at 22:03Comments(0)雑感